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STREET FIGHTER IV (ストリートファイター4)の攻略 STREET FIGHTER IV (ストリートファイター4)の攻略ゲーム 攻略本・サウンドトラックなど 攻略サイト その他 ゲーム パッケージ メーカー公式HP 価格 発売日 備考 カプコン 公式HP PLAYSTATION 3 ¥ 8,390 2009/2/12 Xbox 360 ¥ 8,390 PC¥ 7,340 攻略本・サウンドトラックなど 表紙 タイトル 出版 価格 発売日 備考 ストリートファイターIV ザ・コンプリートガイド ストリートファイターIV 限定コントローラー ファイトパッド リュウ 攻略サイト サイト名をクリックで攻略サイトへ移動します。 サイト名 感想 STREET FIGHTER IV Wiki その他 戻る
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ストリートファイターIII -NEW GENERATION- メーカー カプコン 発売日 1997年2月 対応機種 AC 2Dの対戦格闘ゲーム 対戦の駆け引きとして新たに「ブロッキング」が加わった ストリートファイターIII 2nd IMPACT -GIANT ATTACK- 1997年10月 AC 追加キャラやバランス調整をしたバージョンアップ版 ストリートファイター3 ダブルインパクト 1999年12月16日 DC DCに1stバージョンと2ndバージョンをセットして移植した物 ストリートファイターIII 3rd STRIKE 1999年5月 AC 更に追加キャラやバランス調整をしたバージョンアップ版 収録 ストリートファイターアニバーサリーコレクション ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future- 2000年6月29日 DC.PS2 家庭用移植版 「ストリートファイターIII 3rd STRIKE THE LIMITED EDITION」は、PS2版に特製ジグソーパズルなどを付けた、カプコンの通信販売サイト「e-CAPCOM」限定商品 収録 CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight forthe Future- バリューパック PS2 ストリートファイターIII 3rd STRIKE ONLINE EDITION 2011年8月23日 PS3(DL).Xb36(DL) グラフィックをHD画質化し、オンライン対戦にも対応している 続編 ストリートファイターII?? 前 ストリートファイターIV 次 Xbox 360 さ行 アーケード カプエス2 スト3 バリューパック ストリートファイターIV ストリートファイターアニバーサリーコレクション ドリームキャスト プレイステーション2 プレイステーション3 PR ALLABOUT ストリートファイターⅢFIGHTING BIBLE (ALL ABOUTシリーズ)
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登録日:2011/05/12(木) 02 13 11 更新日:2024/02/19 Mon 18 10 49NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 3D CAPCOM PS PS2 アリカ カプコン ゲーム ストEX ストリートファイター ストリートファイターEX ポリゴン 外伝 格ゲー ストリートファイターEXは、1996年に、アリカが開発し、カプコンが発売したストリートファイターシリーズである。 ナンバリングには含まれない外伝作品で、シリーズ初の3D作品でも有る。 目次 ◇ストーリー性 ◇シリーズ作品 ◇システム ◇主な登場キャラ ◇ストーリー性 サガットのトランクスがII仕様なのにタイガーブロウを使っていたり、ベガは体型がZEROなのに技構成はIIだったり、 リュウが赤鉢巻きなのに女子高生の春日野さくらが登場したりと、『II』と『ZERO』の中間のような設定になっている。 また、EX2以降は豪鬼が登場しないため、一時期ネット上で「EXシリーズでは豪鬼が死亡した」という噂が流れていたが、 これは根も葉もないデマであり、アリカの代表取締役である三原氏が後に公式に完全否定している。 本作オリジナルキャラが多いが、カプコンではなくアリカ側に著作権が有る為、VSシリーズは愚か、 EXシリーズ以外のストリートファイターシリーズにも外部出張出来なくなっている。 外伝であることも含め、「EXは本編とは無関係なパラレルワールド」と推察されることもある。 (但し、ZERO3等のように明確にパラレルワールドと明言されているわけではない。 また、カプよんやカプコンデザインワークス等、一部のカプコン関連の書籍には登場している。) 後にストリートファイターVのシャドルー格闘家研究所のキャラ図鑑ではEXシリーズのキャラクター達もきちんと紹介され、 (アリカのコピーライトは付いているが)シリーズ本編の設定へ正式に組み込まれることになった。 ◇シリーズ作品 アーケード版はEX2 PLUSまでで、最終作のEX3はPS2でのみ発売されている。 アーケードストリートファイターEX(1996年12月) ストリートファイターEX plus (1997年3月) ストリートファイターEX2(1998年5月) ストリートファイターEX2 PLUS(1999年7月) 家庭用ストリートファイターEX plus α(PS・1997年7月17日発売) ストリートファイターEX2 PLUS(PS・1999年12月24日発売) ストリートファイターEX3(PS2・2000年3月4日発売) ◇システム スーパーキャンセル 必殺技やスーパーコンボを別のスーパーコンボでキャンセルできるシステム。 格ゲーでは初搭載。派手なコンボができるということで話題になり、後に本家へも取り入れられた。 ガードブレイク ゲージを消費して同じ強さのP+K同時押しで発動するガード不能攻撃。 ヒットすればしばらくよろめかせることができ、コンボを叩き込める。 EX2からはスーパーキャンセルで発動する「キャンセルブレイク」も搭載された。 EX3では廃止され、ゲージ消費無しで発動する中段技の「ハードアタック」に置き換わった。 エクセル EX2から登場。「エクストラキャンセル」の略。 ゲージを消費して違う強さのP+K同時押しで発動する、いわゆるオリジナルコンボのようなもの。 一定時間、通常技や必殺技を繋げ放題になる。 ZERO2以降のオリコン同様、コンボの組み合わせによっては猛威を振るい、 初代EXでのストII的な読み合いからゲーム性が大きく変貌してしまったため賛否両論となった。 そのためかこちらもEX3では廃止されてしまった。 メテオコンボ EX2 PLUSから登場。3ゲージ消費の派手なスーパーコンボ。 単発で決めると6~7割ほどのダメージをたたき出すが、コンボに組み込むと補正で威力が大幅に下がる。 なお初代からザンギエフと豪鬼には3ゲージ使用のスーパーコンボはある。 タッグバトル EX3のみ搭載。この作品は基本的に二人組のタッグバトルがメインとなっている。 パートナーとチェンジしつつ同時攻撃するタッグコンボ、 お互い2ゲージ消費して一定時間スパコン連発可能なクリティカルパレード、 強力な合体技のメテオタッグコンボなどが使用可能。 ◇主な登場キャラ 本家ストリートファイターのキャラ EXより登場「リュウ・ケン・春麗・ザンギエフ・ガイル・ベガ・豪鬼」 EX plusαより登場「殺意の波動に目覚めたリュウ・ダルシム・さくら」 EX2より登場「ブランカ・バルログ・サガット」 その他、ベガの強化版隠しボスの「ベガII」「トゥルーベガ」も存在する。 カイリ CV 塩沢兼人 修羅道を突き進む記憶喪失の青年。リュウ・ケンタイプのキャラ。開発当初は主人公の予定だったらしいが、製品版では隠しキャラ。 EXの後、豪鬼と死合いを行ったらしい(ただし、公式によればその後も豪鬼はちゃんと生存している模様)。 また、EX2では血の封印を解かれたほくとによって谷底へ突き落とされ、その際に記憶を取り戻すが髪の毛が白くなってしまった。 尚、カイリ(やほくと達)の母が「武神流の血を継ぐ」とされ、彼もやや武神流に似た技を使う(ただし流派は水神古柔術)ため、 本家本元の武神流であるガイとの対決が期待されていたが、実現されなかった。 クラッカー・ジャック CV 銀河万丈 組織から離れようとしている、さすらいの用心棒。野球やサッカーなどのスポーツを取り入れた技を使う。 性能的にはダッシュストレートなど本家のバイソンと似た技が多い。尚、EXシリーズにはバイソンは登場していない。 アメリカで有名な老舗のお菓子と名前が被っていたため、それに配慮してEX2 PLUS以降は名前が「ジャック」のみに変更されている。 ドクトリン・ダーク CV 高木渉 本名・オルガー。かつてガイルの優秀な部下で、特殊部隊に配属されていたが、ロレント率いる部隊に全滅させられ、瀕死の彼のみが生き残った。 そのキッカケが彼を大きく変え、自分をきちんと鍛えてくれなかったガイル(逆恨みに近い)とロレントに対して復讐心を抱き、軍を脱走した。 ナイフやワイヤー、爆弾などを使って戦う。 尚、EXシリーズにはロレントは登場していない。ウソだろ、聖子ちゃんが!? ほくと CV 天野由梨 カイリの妹で七瀬の姉(ただし、彼女のみ父親が異なる)。水神流古武術の達人。 本当の父は水神家の分家当主だが、幼少時に本家に預けられて本家当主である養父の元で育った。 生き別れた兄を探しているが、実は本家を恨む実父の陰謀により「カイリ抹殺」の思念を植え付けられており、 兄と出会った途端に封印が解けて暗殺者である「血の封印を解かれたほくと」の人格が発動した。 血の封印を解かれたほくと ほくとの裏の姿。本家当主により固く封印されていた暗殺者の思念が解放され、魔性に飲み込まれた性格へと変貌している。 実は彼女は本家の母と分家の父との不義の子であり、虐げられていた分家の怨念が彼女に暗示として掛けられていた。 幼名は「訃(しらせ)」。カイリ抹殺の思念に取り憑かれており、表の姿と比べ暗殺者としての冷酷な技を使う。 EX2では一部の技が表のほくとに統合されており、EX3では表のほくとが試合中に「覚醒」することでこの姿に変化できる。 スカロマニア CV 二又一成 社内では批判されまくりの三流サラリーマン・西小山三郎。 ある日、お得意先のデパートのアトラクションにかりだされ、ヒーローを演じた時、彼の中で何かが弾けた。 「ヒーローは私だああああ!!」 何故かドクロのタイツを着用して戦う。 プルム・プルナ CV 坂本千夏 アラブの大富豪のお嬢様。行方不明の父探し、および優しかった祖父を変えた「シャドルーさん」に会う旅をする決意をする。 ただし性格は底抜けに楽天的で、いつも旅の本当の目的を忘れてすっかり楽しんでいる。 実は祖父はシャドルーの協力者であり、彼女自身は知らないが彼女もシャドルーの幹部候補としてベガから目をつけられている。 また行方不明の父・バルバは後述のサイクロイド事件でシャドルーを裏切ろうとしたことがバレたため監禁されている。 ダラン・マイスター CV 長嶝高士 インド最強のレスラー。ザンギエフやオルテガと闘いたいと思っている。 プルムお嬢様のボディーガードで、彼女の気まぐれな世界旅行に同行している。 「インドラ~~橋~!」「イン橋~!」 アレン・スナイダー CV 細井治 かつては全米空手界の王者だったが、大会予選でケンに敗北。 「井の中の蛙」と言われてしまう。 「井の中という闘いの中、最強の蛙を目指してやるぜ!」(諺の意味違うよ…。) 彼もいわゆるリュウケンタイプの性能。 後にナムコの「ファイティングレイヤー」に登場したためか、EXシリーズでは登場しなくなった。 ブレア・デイム CV 橘ひかり 白いレオタードが特徴のセクシーなお嬢様。スライティングキックなどの足技や関節技が得意。 プルムと同じく世界中のお金持ちの令嬢が集う「世界お嬢様倶楽部」の会員である。 後にナムコの「ファイティングレイヤー」に登場したためか、EXシリーズでは(以下略 ガルダ CV 細井治 殺意の波動に取り付かれた鬼人。外見が「ヴァンパイア」シリーズのビシャモンに酷似している。 主に乱入ボスとして登場し、身体から無数の刃を放出してすさまじい強さを見せつける。 かつては村を救った英雄だったが、闇に飲み込まれ人ならざる者へとなってしまったらしい。 一部の攻略本では「豪鬼をも凌ぐ実力の持ち主」と紹介されていた。 サイクロイドβ EX plusで登場。戦闘兵器。青いポリゴン。手抜きじゃん…w 技構成は他キャラからのコピーが中心で、色々な技を使いこなす。 EX2 PLUSではボーナスステージで登場し、エクセルでしかダメージを与えられない。 サイクロイドγ EX plusで登場。戦闘兵器。此方はワイヤーフレーム剥き出し。手抜( こちらも技はコピーだが、ほぼ全ての技がタメ技になっている。 ただし、彼らサイクロイドは実はシャドルー打倒のためにプルムの父バルバが製造した戦闘兵器らしい。 しかし裏切りがバレてバルバは幽閉され、サイクロイドはシャドルーの手に渡るが、γは研究所から脱走。 そこを「γの行動を阻止する」という指令をインプットされたβが追いかけ……的な裏設定になっている。 ちなみにバルバが最終調整を拒否したためシャドルー側で不完全に仕上げられたことにより、その性能の多くが本物の劣化版となっている。 なお当初はサイクロイドαも登場する予定だったが没になった模様。 シャロン CV 緒方恵美 EX2から登場。諜報組織のエージェント。銃の扱いに長けている。 幼い頃に両親と生き別れ、自分と同じ薔薇の刺青を持つ女性を探している。 シャドウガイスト CV 家弓家正 EX2から登場。独裁国家の圧政により、かつて妻を殺害され一人娘も行方不明になり、国に復讐を誓う強化人間。 シャロンと何か関係があるらしい。ヒット数の多い技を多数持つ。 ダークヒーロー的な存在であるためか、スカロマニアと対比されており、似通った技がいくつかある。 ハヤテ CV 森川智之 EX2から登場。新撰組のメンバーみたいな風貌の青年。伝説の村に現れた、伝説の剣士。 悪霊退治を生業としており、鬼人ガルダを追っている。彼の父はかつて村を救った英雄だったらしいが……? なぜかアーケード版EX2 PLUSでは削除されてしまい、家庭用では復活するも、続編EX3では唯一登場しなかった。 七瀬 CV 緒方恵美 EX2から登場。カイリとほくとの妹。棒術を得意とする。 姉のほくとを慕っており、姉が生き別れた兄を探すため旅に出た事と、彼らが戦いあう運命にあることを知り、 お互いに殺し合う兄と姉を止める旅に出る。平和を望んでおり、いつか3兄妹が仲良く暮らせる日を願っている。 ヴルカーノ・ロッソ CV 山野井仁 EX2 PLUSから登場。恋人の仇を追い続ける復讐鬼。イタリアっぽい技名が多い。 組織に所属していた頃はジャックの弟分でもあった。 エリア CV 吉田小南美 EX2 PLUSから登場。発明家の眼鏡っ娘。父の発明品の強化グローブ・キャンサーで戦う。 ARK-99 EX2 PLUSのボーナスステージで登場。空から降ってくる巨大な人工衛星。 周囲には隕石が降り注いでおり、時間内に倒すという内容。 撃破に失敗すると地球に激突して割れてしまう。 ストリートファイターぴあでは格闘スタイルがシャロンと同じ「エージェント格闘術」と記載されていた。人工衛星なのに。おそらく誤植。 エース CV 真地勇志 EX3で登場。首相直属のエージェント。シャドルーの地下基地に潜入し、建造中の「最終兵器」に関する機密を探っている。 体内に埋め込まれた装置により、対戦相手の必殺技のデータを吸収し、カード化するスキルを持っている。 いわゆるエディットキャラクターで、育成して入手した必殺技を装備して好きにカスタマイズできる。 使用できる技はEXシリーズに限らず、他のストシリーズや他作品に酷似した技も使う。 実はバルバの遺伝子研究によるサイクロイド技術の最終型であり、ファイティングレイヤーの加藤鉄雄の双子の弟という裏設定がある。 追記・修正宜しくお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 続編発売おめでとう! -- 名無しさん (2018-06-28 14 45 19) 西小山…じゃなかった、スカロマニアが「SNKヒロインズ」に女体化で登場! -- 名無しさん (2018-09-29 12 44 36) 血の封印を解かれたほくとの人格変化って、殺意の波動が影響しているのか?(血の封印に殺意の波動を使用) -- 名無しさん (2019-01-06 20 15 32) 初代EXはブッ壊れ性能の豪鬼ゲーと化していた。 -- 名無しさん (2021-06-15 14 26 40) サイクロイド系は元々モーションテスト用のキャラだとかいうのをゲーメストで見た記憶がある。 -- 名無しさん (2021-11-28 23 33 01) 名前 コメント
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本項目ではAC版「ストリートファイターII 」(良作)、「ストリートファイターII TURBO」(判定なし)およびそれらの家庭用移植版の紹介をしています。 無印はストリートファイターII、「スーパー」以降はスーパーストリートファイターIIの項目を参照。 ストリートファイターII' 概要 変更点 システム 音楽 グラフィック キャラクター 評価点 問題点 総評 余談 コピー品(海賊版)について ストリートファイターII'TURBO 概要(TURBO) 変更点(TURBO) システム(TURBO) グラフィック(TURBO) キャラクター(TURBO) 評価点(TURBO) 問題点(TURBO) 賛否両論点(TURBO) 総評(TURBO) 余談(TURBO) 伝説の誤植 家庭用への移植 ストリートファイターII' ストリートファイターII TURBO ストリートファイターII'PLUS その他 ストリートファイターII 【すとりーとふぁいたーつーだっしゅ】 ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 アーケード(CPシステム) 販売・開発元 カプコン 稼働開始日 1992年4月14日 判定 良作 ポイント ストIIのバージョンアップ版四天王が使用可能に極悪性能のベガ様 ストリートファイターシリーズ 概要 初代『ストリートファイターII』によって格闘ゲームに、CPU戦ばかりでなく対人戦の要素でもブームに火が付き、ゲームセンターで2台の筺体を対面に繋いだ通信対戦台が出回り始めた頃。 対戦としての面白さをもっと追求しようと、初代のボスキャラクターである四天王の使用解禁、対戦のバランス調整を目的にカプコンが発表したバージョンアップ版である。サブタイトルは「CHAMPION EDITION」。 個性豊かな8人に加え、新たに使えるようになった4人、計12人のキャラクターから1人を選択し、同キャラを含めた12人全員を倒す事が(1人プレイにおける一応の)目的。 変更点 システム 基本的なシステムは『ストリートファイターII』と同様。 全体的に攻撃力が減少した(特に連打キャンセルで複数ヒットする弱攻撃)。 気絶から復帰後の約1秒間は気絶ダメージが入らないようになった。これにより前作であった「一回気絶してしまうと気絶~気絶で試合終了」という事態は起きにくくなったが、完全に無くなったわけではない。 四天王に行き着くまでの8人の進み順は最初はランダムだが、以降はそこを起点としてリュウ→本田→ブランカ→ガイル→ケン→春麗→ザンギエフ→ダルシム→(リュウ)のローテーションとなる。 勝利時およびエンディングのセリフにカタカナと漢字が使われるようになり、文章が分かりやすくなった。 キャラクターの項目でも触れられているが連打系必殺技が出しやすくなった。強ボタン連打の物も充分人力で発動できる。 ブランカと四天王の一部必殺技に設定されていたカウンターダメージが無くなった。 音楽 エンディング曲が新たに加わった。 グラフィック キャラクターの一枚絵の輪郭が全体的に角ばったデザインにアレンジ。特にリュウやガイル等は大幅に変更された。 無精ひげを生やしたリュウの顔絵は、当時ちょっとした話題となり、ネタとしても弄られて愛された。 春麗のチャイナドレスやバルログの敗北時の顔(通称:鼻水)の配色ミスは修正された。 試合中のグラフィックは基本的に初代と同じだが、ダルシムの通常技など描き直された箇所もある。 各ステージの背景の時刻や色が変わったり(例としてリュウステージ:夕方→深夜)、容量削減のため、ステージに存在していたオブジェクトのいくつかが削除されたりした(*1)。 削除されたオブジェクトの容量は、四天王の新技に使われている。 描き直されたオブジェクトもあり、分かりやすい所では春麗ステージの自転車(と乗っている人)が新しくなった。 前作ケンのエンディングで衝撃を与えた「いらいざ」もちゃんと美人に描き直されている。 キャラクター + 8人+4人の追加プレイヤーキャラクターたちの変更点 リュウ 波動拳の出るまでの時間が短縮された。波動拳の鳥籠(*2)が脅威になりだし、守り型のキャラクターとして確立していく。 リュウ自身はジャンプの滞空時間が短くなり鳥籠から脱出しやすくなっている。 他に、弱昇龍拳を地上で当てても相手はダウン、竜巻旋風脚も当たると相手はダウンする上に上昇・下降時が無敵、と必殺技を中心に大幅強化された。 対戦では中位であるものの、連続技の破壊力は前作からほぼ据え置きで波動拳の隙のなさと竜巻の大幅な強化により使い易さと爽快感からリュウ使いが激増した。 ケン 今作から同キャラ対戦が可能となったために、リュウとは対照的に攻め型のキャラクターとして強化された。 リュウ同様ジャンプの滞空時間が短くなった他、リュウよりも前後の移動が速くなった。 通常技ではジャンプ強パンチが判定面で大幅に強化され、飛び込みの主力になった。 無敵対空技以外の地上対空技で落とせる技はごく一部のキャラに限られる。 昇龍拳の技の発生、判定、威力、着地の隙の面で強化された。 特に着地の隙の軽減は大きく、地上反撃技に乏しいキャラは一発ダウン&起き攻めの強さも相俟って、弱昇龍を繰り返し出されるだけでかなり嫌がられた(いわゆるドラゴンダンス)。 中・強の昇龍拳が横に大きく伸び、ソニックを追いかけてくるガイルにソニックをすり抜けて直接当てたりできる。 強昇龍拳を地上で当てると複数ヒットして相手がダウンするのは勿論、判定の発生の速さの強化のおかげで全キャラ相手に正面からジャンプ強攻撃からのアッパー昇龍拳などの連続技が入るようになったため、ケン相手に飛び込みを許したら半死半生は確定と言える。 しかし、波動拳は発生が遅いまま変わらず、竜巻も当たれば高速でベシベシと見た目は楽しいが威力は弱いので、飛び込みの通じない上位キャラ相手には極めて不利のままであった。 但し竜巻は必殺技なので複数回ヒットさせた相手には気絶値が長く残るというメリットもなくはない。 他のキャラクターも全般的に強化されているので、対戦ランクとしては下位に取り残され、リュウとは大きく水を開けられることになった。 だが、どんな相手に対しても飛び込みが入ってしまえばバンババンバンババンで勝ちが取れる。「ラウンドの支配率は低いが勝ち目は常にある」という一発屋で、評価が下がっていきつつも使用者は途切れなかった本作の大会荒らし。 エドモンド本田 百裂張り手を出したまま左右移動が出来るようになり、出し易くもなった。スーパー頭突きも弱中強によって速度が変わりダウン性能が付与。 通常技の判定も全般的に強化されたが、前作で猛威を振るったしゃがみ中パンチなどに喰らい判定が付くなど弱体化した技もある。 さらに投げられ間合いが狭くなったことで、(スクリューを除けば)相対的な投げ間合いで全キャラクター中トップになった。 その代わり対空弱頭突きの判定弱化、百裂張り手発動中の掌に喰らい判定の付与と弱体化も目立ち、鳥籠にも相変わらず弱いままだった。 今作では対空や割り込みに使うなら中頭突きが一番安定する。 春麗 新技として、初代で没になった背中蹴り(鶴脚落)が使えるようになった。百裂キックも出し易くなり、連続技にも組み込める。そしてスピニングバードキックも出始めが無敵に。 しかし、初代で大きなアドバンテージだった地上通常技の喰らい判定が見た目通りになり、さらに空中投げの間合いが狭くなった結果、『ダッシュ』で最も弱体化したキャラクターになった。 弱体化に拍車をかけたのが前作より通常技での気絶までの気絶値が引き上げられたのも大きな要因。 特に中キックが主力技である春麗に取って中キック2発で時に気絶した前作に比べ、今作では中キックなら最低3~4発を連続で叩き込まない限り気絶まで持って行けず、ダメージソースを大きく奪われたと言える。 新技の鶴脚落もめくりに使えたり打点をごく低くすれば下段ガードを強要できる面白い技であるのだが、ほぼ密着まで近づかないと出せない上、前述の通り通常技の弱体化によってそこまで近づくまでがまず大変。 同じく新技の後方回転脚に至っては使いどころがほぼない死に技。 キャラ全般を見れば弱体化を受けたキャラは何らか強化点も必ずあるものだが、元々通常技で押していくキャラの春麗が必殺技だけ強化されたところで対戦での強化には全くならず、強化と弱体化のバランスがあまりにも悪かった(ザンギエフにも同じ事が言える)。総合的に前作から『ダッシュ』の変更点が悉く春麗に取って不利に働いた結果の弱体化である。 余談だが、春麗の同キャラ戦すなわち女性と戦うカードが生まれた為、その場合は勝利台詞の「大したことない男だわ!」「全ての男たちは私にひざまずくのよ!」の「男」部分が「女」に差し替わるようになった。『ストII』シリーズ全体において、相手に応じて台詞の一部分が改変されるのは春麗のみ(*3)。 ブランカ ローリングアタックのカウンターダメージが無くなり、エレクトリックサンダーが出し易くなった。 ローリングアタックは一定距離進むと着地するようになり、距離は弱が短く強が長い。 移動手段としても使える他、弱・中ローリング着地後すぐ噛みつく等用途が広がった。 強ローリングをガードされると跳ね返り際に反撃されるキャラは概ね苦戦を強いられる。おかげで四天王にはかなり辛い。 春麗と同じく中足払い等に喰らい判定が付き、立ち中パンチの出が遅くなって連続技がやや繋がりにくくなる等、一部の技は弱体化した。 一方で前作で死に技だった近距離立ち強パンチの二回転パンチが削除され、近・遠距離問わず持ち上げパンチが出るようになり対空が強化された。 本田と同じく投げられ間合いが狭くなり、ダルシムの投げ間合いの外から掴めるほどになった。 簡単なレバー操作とボタン連打主体で対空も立ち強パンチ一つで事足りる程強く、初心者向けキャラとしての性格が強まり、使用人口が激増した。 ザンギエフ ダブルラリアットが対空兵器として使え、左右に動く事も出来るようになった。 特殊技のヘッドバットの気絶値が非常に高くなり、当てれば高確率で気絶させるようになった。 屈弱Pや屈強K等の通常技の判定も強化され、箸にも棒にも掛からなかった地上戦が大分やり易くなった。 反面スクリューパイルドライバーは着地時に離れるようになり、ハメ殺しがしにくくなった。また小技も威力が下がり連射も効きにくくなっている。 但しスクリューの飛ぶ方向の調節は可能なので画面端に誘導することはできる。 対戦ではガイル、サガットを相手に悲惨なまでの相性を叩き出し、相変わらず単独の最下位であった。 ガイル サマーソルトキックの攻撃判定が縮小して着地に硬直時間ができ、近強K・屈中K・遠弱P等の通常技も弱体化した。もちろん真空投げも修正。 しかし、封印バグの消去、ソニックの硬直時間の短縮、ソニックを溜めたまま前進攻撃ができるニーバズーカ(通称:ラビットニー・ラビニ)の追加、リバーサル技が出し易くなった事により、総合的に見れば寧ろ強化されている。 『ダッシュ』においてベガ、サガットと並ぶ3強に入っている。直接対決では唯一ベガと五分に戦えるが、サガットには不利が付く。 中堅以下のキャラもほぼ互角以上、ザンギエフに対して前作以上に詰ませているが大幅有利な相手の数ではサガットに軍配が上がる。 ダルシム 判定の強過ぎた通常技の喰らい判定が増大、防御力も低下し「リーチと対応力は一線を画すが、打たれ弱く操作も難しい」という上級者向けのキャラクターとして確立した。 一方で、近距離の通常技がキャンセル可能、ドリルキック・ドリル頭突きもすぐ出せるようになり、攻めキャラとしても使えるようになった。ザンギエフ共々、しゃがみでサガットの上タイガーショットを避けられるようになったが、自分のヨガファイアーもリュウ・ケンの竜巻で避けられてしまうように…。 以下のキャラクターはこの作品から使用可能になった。 M・バイソン つかみ技として「ヘッドボマー」ができるようになっている。中P版と強P版で間合いが異なり、中P版は平均的だが強P版は全キャラクターの投げ技の中で最も狭い。 ダッシュストレート、ダッシュアッパー、ターンパンチと必殺技が軒並み突進系だが技の特性や用途はいずれも異なる。 ダッシュストレートはしゃがんだ相手にもガードさせられる主力技、但し溜めはダッシュアッパーより長い。 ダッシュアッパーはしゃがんだ相手にはスカるものの溜め時間の異様な短さが気絶→気絶連続技を可能にする。アッパー→掴みという奇襲も可能。 ターンパンチは無敵等一切ないが溜め第一段階でも高威力、相討ちOK。ターンパンチの動作中もダッシュストレート(アッパー)は溜められる。 パンチ系しか無い技構成、ジャンプも遅い上に飛び込み技の判定も弱いので「固められると終わり」と言えた。特にベガ、ガイルとの相性は極悪そのもので、波動拳が強化されたリュウに鳥籠にされると悲惨。他の四天王が上位を独占する中、彼だけが下位にとどまっていた。 しかし飛び道具を持たないキャラにはベガを除いて概ね互角以上に戦える。強キャラのバルログとそこそこ戦えるのが魅力。 豊富な連続技で気絶から気絶に持っていける火力を備えるため使いこなせればかなり面白いキャラクターであり、上級者には好まれた。 バルログ 突進技「ローリングクリスタルフラッシュ」の回転時に攻撃判定が付き、スペインステージ以外では壁(画面端)を蹴って上空から「フライングバルセロナアタック イズナドロップ」で急襲する様になった。 機動力の高さに加え、投げ技の威力が異様に大きかったため、対戦では3強の直下位であった。 なお、その高速で画面を飛び回る戦法には「ヒョーバル」という俗称が定着した。 通常技・必殺技を問わずヒット、もしくはガードしていると一定確率で爪が取れ、リーチと攻撃力が下がる。再回収も出来ない。 爪を落とすと一部の通常技に全く歯が立たなくなるので、爪を落とさないように立ち回るのもバルログ戦の妙と言える。 サガット 足払い・投げができるようになった。さらに飛び膝蹴り「タイガークラッシュ」が追加され、この技は対空技にも連続技にも使い分け可能。 タイガーショット、タイガーアッパーカットの強さも健在であり、「飛ばせて落とす」単純な戦い方で多くのキャラクターを詰ませており、対戦ではトップクラスに位置する。難点は機動力が低いことと見た目通り立ち状態のやられ判定が大きいことだが、戦い方次第で充分カバーできる。 アッパーカットは出始めのみ無敵だが昇龍拳のようにカス当たりがなく、どの部分で当ててもごっそり体力を奪うので対空でも割り込みでも早出し相討ちで余裕でお釣りがくる。更にリバーサルで出すとガード不能になるバグと思しき特性もある。強アッパーカットの得点がスクリューと同じ2000点なのはダテじゃない。 3強同士の対戦ではガイルに有利でベガにはやや不利が付くが、中堅以下のキャラに大幅有利が多いのがサガットで見事な三すくみになっている。 ベガ 『ダッシュ』における最強キャラ。 「サイコクラッシャーアタック」はガードされても本来の75%の削りダメージを与える(*4)上、隙も小さい。しかも全身に攻撃判定がある上、腰から下は攻撃判定のみでやられ判定がないので、起き上がりに下半身を重ねる通称「サイコテイル」を使われると、相手は無敵技を出したところで攻撃が外れてしまい隙を晒すだけになる。 CPU専用であった前作では、体力が半分以下にならないと使用出来ない、発生が非常に遅く発動中は受けるダメージが2倍になるという弱点もあったがそれも解消されており、かなりの脅威に。 「ダブルニーハメ」(*5)、「サイコ投げ」(*6)と称されるハメ技を簡単に出せる。 更にダブルニープレスを使った連続技は気絶から気絶に持っていける死の連続攻撃。しかもタメ技の為難易度も低い。こんな性能のおかげで「ベガ禁止台」まで設置される有様であった。 そんな強すぎるベガだが唯一と言える泣き所が無敵必殺技がなく対空技の乏しさ。相手からすれば当然その泣き所を突く以外になく、一度チャンスを与えればハメ殺される覚悟が必要。 余談だが、本作で初めて見られるようになったベガの負けグラの悲惨なまでのボコられっぷりは度々語り草になる。 ロケテスト版の性能について 発売に先立つ1992年の2月、AOUショーにおいてロケテストが開催された。この時のバージョンではザンギエフやバイソンが強キャラであり、バルログはこの時点では最強キャラと言われた。 ザンギエフは強脚払いの判定が製品版とは比べ物にならないほど強く、スクリューを決めても間合いが離れないままであった。 バイソンはジャンプ攻撃の判定が製品版とは比べ物にならないほど強く、脚払い対空などまず余裕で潰せるほどだった。ターンパンチは溜め時間に関係なく『ストII』中ボス時と同じ攻撃力が出せ、ダッシュアッパーもしゃがんだ相手に当てる(ガードさせる)ことができた。 バルログは特殊技のバク転に全く隙が無く、投げられ判定も無かったので対空・対地両方で使える凶悪な逃げ技であった。また、三角飛びフライングバルセロナアタックについても、頂点で出しても着地まで爪が出っ放しで判定が強く、ガードされても反撃を受けなかった。 この後すぐに再調整されて製品版の強さに落ち着いた。おかげで、AOUショーのロケテストをやり込んだザンギ使いやバイソン使い達は、製品版で涙を流すこととなった。 評価点 対戦格闘ゲームの基本形を確立させた プレイヤー同士で対戦した場合、勝った方は次に乱入されるまでは1Pモードでプレイを継続出来るようになる設定が出荷状態のデフォルトとなった(*7)。 これは、以降の格闘ゲームにおけるスタンダードとなる方式であり、ゲームセンターの風景を決定づけたと言える。 同キャラ対戦の実現 初代では「同じキャラクターが二人いるのは不自然」という理由で導入されなかった同キャラ対戦だが、実際に大会で同じキャラをメインとするプレイヤー同士の対戦等で不都合が起きていたため、設定上の不自然さよりもゲーム性を重視することとなりこの作品で解禁された。それに伴いキャラクターの衣装の色が決定ボタンに応じて変化するようになった。 これにより、対人戦の自由度が飛躍的に高まった。以降、後続の格闘ゲームでも同キャラ対戦やカラー選択ができるのが普通となっていく。(*8) ちなみにこの作品当時はもちろん初期の同キャラ対戦ができるゲームでは、色違いは「ニセ○○」と呼ばれた事や、それを勝利デモ中で自らネタにする作品もあった。 ステージ開始時にスタートボタンを押しっぱなしにすることで相手側の「INSERT COIN」表示部に「求む!対戦プレイ」と表示させることが可能。これは以降のシリーズにも受け継がれた。 四天王が新たに使用可能 このゲームにおいて一番の見所であり、前作で散々苦しめられたボスキャラクターをこちらが自在に使えるというのは稼働前から注目を集めた。 永久プレイの防止 前作における、ダブルKOを繰り返してのスコア稼ぎ防止として、ファイナルラウンドが4ラウンド目に短縮された(前作では、10ラウンド目がファイナルラウンド)。 このラウンドでは「3ラウンド目までの勝敗状況に関係なく、両者がともに1勝している」という状況で始まり、一切のスコアが入らず、これでも勝負が付かなければ両者ゲームオーバーになるため、ダブルKOは全く意味を成さないものになった。 新たな稼ぎ要素として、「必殺技でトドメを刺すと、スコアが本来の3倍になる」というフィーチャーが導入されている(もちろん、ファイナルラウンドでは適用されない)。 問題点 キャラクター間の格差 初代『ストII』では「キャラ勝ち」の要素が強くなり過ぎていたため(*9)、『ダッシュ』で対人戦をメインにするにあたってバランスを再調整することもバージョンアップの意図であった。だが、「キャラ勝ち」の要素は相変わらずであり、強力な四天王が使用可能になったことで寧ろ拡大した。 上位面ではベガがぶっちぎりの最強キャラとして君臨し、これにガイル、サガットを含めた3人が3強とされ、次点がバルログ。下位に目をやると最弱はまたしてもザンギエフ、次いでケン、バイソンと上位下位の顔ぶれを見ても初代『ストII』とほぼ同様になってしまったため、調整不足は否めなかった。 特にザンギエフ対サガットの相性は1 9であり、「竹槍で要塞に攻め込むような組み合わせ」と例えられた(*10)。初代のザンギエフ対ダルシムと並び『ストII』シリーズで最も終わっている対戦の1つと呼べるだろう。 ハメ技 今作のベガは只でさえ高性能なうえに、「ダブルニーハメ」、「サイコ投げ」というハメ技を持つ。 手順も簡単、且つ仕掛けるのも容易く、対処不能なキャラクターが多いのでお子様プレイヤーの御用達になってしまい、ゲーメストでも問題にされ座談会が組まれる程であった。 初代にも「当て投げ」、「スクリューハメ」等のハメ技は存在したが、当て投げのあるリュウとケン、ザンギエフの性能や対戦における地位を考えると、寧ろ必須ともいえ暗黙の了解であり、そもそもこの様な状況に持ち込むこと自体が困難であった。 余談だが、「サイコ投げ」がリリース後問題になった際に開発者らがベガのサイコクラッシャーのデータを再度調べた所「ベガの攻撃終了後の隙が内部的に空中に居る判定になっていて、相手が投げで抵抗出来なかった」というのが実際の所であったらしい。 バグ 前作であったバグはもちろん修正されているが、新しいバグも存在している。 特に影響が大きいのは「ダルシムの吹っ飛びやられに食らい判定が存在している」というもので、空中コンボを叩き込む事が可能になっている。 特にザンギエフVSダルシム戦では「一度掴み技で掴まれると、離れた瞬間にヘッドバットで気絶→再度掴み技」の繰り返しで敗北確定となってしまう。もっとも、ザンギエフがダルシムを掴める距離まで近付く事そのものが困難なのだが。 スコアアタックに関しても、本作では「タイムオーバー後に、延々相手にめくりジャンプ攻撃を当て続ける事ができる」バグが見つかってしまったため、集計打ち切りとなってしまった。 エンディング 容量の都合なのか、四天王のエンディングは実質的にメッセージが違うだけの代物になっている。 グラフィックは完全に悪役であるベガに合わせたものであり、「醜い者を根絶やしにする」と公言していた冷酷な貴族のバルログはまだしも、粗暴な性格ながらも純粋にチャンピオンを目指していたり子供や黒人社会に夢を与えるという目標を持つ(*11)バイソン、孤高の格闘家であるサガットのメッセージとはかなり浮いている。 四天王の完全個別エンディング化は後の『スーパーストリートファイターII』まで待たなくてはならなかった。 初代のプレイアブルキャラクターのうちリュウとケンのエンディングは大きく描き直されたが、それ以外の6人は実質的に前作とほとんど変わらない(*12)。春麗の服もゲーム中の青いチャイナドレスではない。 総評 初代『II』をベースに対人対戦を意識して調整された作品。 バランス的にはそれほど良くなかったが、本作のヒットが格闘ゲームの対戦人気を決定付けることになった。 余談 ディップスイッチの組み合わせで超高速化 次の『ターボ』が出る直前に、「ゲームスピードがアップするバージョンが出る」という噂が駆け巡り、『ダッシュ』にて、基板上のディップスイッチの組み合わせにより倍速モードで稼働させる店舗があった。 主にタイトー直営店で数台の『ダッシュ』を抱えている店舗に限るが、社内通達でこのディップスイッチの設定が周り、『ターボ』までの繋ぎとされた。 そのプレイスピードは『ターボ』が逆に遅く感じる程の動きで見ている分には楽しいが、コマンド入力が追いつかない・いつのまにか終わっている等メチャクチャ。ある意味『ターボ』のウリを潰してしまっていた。 ダッシュ世界の漫画 神崎正臣氏による漫画が連載された。ストIIの時よりもかなり短期連載だが、ダッシュの世界観を独自解釈で表現されている。 「同キャラ対戦」「四天王が使える」等、ストIIの世界観にどう折りこんだかというと、なんとクローンという設定。それを探るリュウ達プレイヤー側チームとは別行動で四天王も同様に調査するという物語で、四天王側も悪人だとしてもいち武人・格闘家としての心はある「ちょっといい奴」な扱い。 オチは「俺と戦いたかった!楽しい!」という結構強引なものだったが、短期連載ながら見事に「ダッシュとはこういう世界」を表現していた(*13)。 ゲーメストお約束の誤植ネタ ゲーメストでは後述する伝説の誤植に先駆けて『ダッシュ』のキャラクター人気投票の時点で「ザンギエラ」と誤植されていた。 ちなみにザンギエラは好きなキャラビリ(12位)、嫌いなキャラ10位という結果。要するにただの空気キャラ。 コピー品(海賊版)について 『ストII』の大ヒットに伴い、この『ダッシュ』を元にした不正コピーによる海賊版が多数市場に出回っていた。中でも『ストIIダッシュレインボー』(*14)と呼ばれる、試合中にキャラクターを切り替えられたり宙に浮いたり飛び道具がホーミングしたりとデタラメな調整が施されているバージョンが有名(*15)。 あまりのハチャメチャさに面白がってあえて入荷するゲーセンも見られ、中にはレインボー大会を開くというゲーセンも数多く見られている。 ちなみに当時のカプコンスタッフは海賊版に怒り心頭……かと思いきや結構バカウケしながらプレイしていたらしい。 ただしスタッフの思惑はともかく、会社としては勿論ながら不正コピーを見過ごすことが出来ないため、海賊版対策としてカプコンは新作として後述の『ストリートファイターII TURBO』を迅速に発表。まず海外、時間を置いて国内でも『ターボ』の基板に次々と切り替えが行われたため、『ダッシュ』は大ヒットしたゲームにしては異例の速さで消えていった。 ストリートファイターII TURBO 【すとりーとふぁいたーつーだっしゅたーぼ】 ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 アーケード(CPシステム) 販売・開発元 カプコン 稼働開始日 1992年12月17日 判定 なし ポイント 大ヒット格ゲーの焼き直しターボ化でスピードアップバランス調整により整備された対戦環境 ザンギュラのスーパーウリアッ上 概要(TURBO) 『ストリートファイターII 』の海賊版対策を目的にカプコンが発表したバージョンアップ版である。サブタイトルは「HYPER FIGHTING」。 個性豊かな12人のキャラクターから1人を選択し、同キャラを含めた12人全員を倒す事が目的。 変更点(TURBO) システム(TURBO) 基本的なシステムは『ストリートファイターII』の頁を参照。 タイトル名通り、ゲームスピードがそれまでの1.7倍前後になった。これは、出回っていた海賊版のキャラ足が異様に速かった事による。 コマンド系必殺技の入力時間は長めに設定されている。ゲームスピードが上がった事で、全般的に飛び込み技に反応し辛くなり、攻め有利になっている。 速くなった分、一撃のダメージが低く抑えられ、プレイ時間に差が出ないよう調整されている。 グラフィック(TURBO) 2Pカラーが変更された。また、本作はベガを除き唯一2Pカラーがデフォルトカラーとなっている(*16)。 キャラクター(TURBO) 各キャラに追加された新必殺技は下位に低迷していたキャラクターに対する救済的な意図(鳥籠脱出用が多い)の他にも、前述の海賊版にもあった「必殺技を空中で出せる」「飛び道具のないキャラが飛び道具を出す」「消える(ワープする)ダルシム(*17)」などファンサービス要素が強い。 一方、前作で上位だったキャラクターは弱体化しかされなかった。特にバルログやベガの凋落ぶりは哀れ。 + 12人のプレイヤーキャラクターたちの変更点 リュウ 「空中竜巻旋風脚」が使えるようになり(*18)、ゲームの高速化も手伝って相手の意表を突く戦法にも長けた万能キャラとして対戦ではトップに躍り出た。ただ、これは『ダッシュ』での強キャラが軒並み弱体化させられたのも一因にある。 ケン リュウと同じく「空中竜巻旋風脚」が使えるようになり、これが攻めキャラとして対戦相手を翻弄するバリエーションを増やすものであり、ゲームの高速化も手伝って上位キャラに躍進した。ターボにおいて使用人口が最も多かったキャラクターである。 エドモンド本田 鳥籠に対する脱出法として、新たに上昇中無敵の「スーパー百貫落とし」が使えるようになった。さらに、尻・腹を使ったジャンプ攻撃の範囲も拡がった。 春麗 「空中スピニングバードキック(*19)」が出せるようになった。空中で(つまり、レバーを上に入れてから)レバーを下に溜めるのは困難であるため、レバー下入力かつ空中にとどまれる鷹爪脚から繋ぎ・離脱技として使われることが多い。 青いヨガファイヤーが二つ重なったような見た目の気弾を発射する「気功拳」が使えるようになった。飛び道具だが、コマンドがヨガフレイムと同様な事もあり、使い勝手が良くない。性能はケンの波動拳とほぼ同じ。 ブランカ 地上からナナメ上方向に回転しながら飛び下降する「バーチカルローリング」が使えるようになった(*20)。上昇中と下降中のどちらでもヒットする、強力な対空兵器として使える。初心者でも扱いやすい強キャラクターとしての性格を益々深めている。 ザンギエフ キックボタン3つ同時押しで足元が無敵になり、足払いやグランドタイガーショットを地上で避けられる「ハイスピードダブルラリアット」が使えるようになった。ゲームの高速化で飛び込み易くなったこともあり、かなり戦える様になっている。ただ、あくまで「前二作より少しは良くなった」という程度であり、上位にはほど遠い。 ガイル 「『ダッシュ』で弱体化し損ねた」と判断された様で、『ターボ』ではソニックブーム、サマーソルトキックの硬直時間が長くなる等弱体化が目立った。対戦では一気に中下位にまで滑り落ち、押される場面が多くなってしまった。また初代のプレイアブルキャラクターで唯一、新必殺技の追加は無く、以降もこの傾向はあらゆる作品においても一貫して引き継がれている(スーパーコンボや超必殺技を除く)。 ダルシム 回避・脱出用として新たに移動技「ヨガテレポート」が使用可能となった。4種類のコマンドによって移動先を指定することが可能。空中で攻撃を食らうバグももちろん直されている。 M・バイソン トリカゴ対策としてレベル2以下のターンパンチの出し際が(頭部以外)無敵となり、飛び道具にカウンターを合わせる事が可能となった。ほかに、しゃがみ中キックが低位置に強い攻撃になり、足払いを迎撃し易くなっている。また、ヘッドボマーで与えるダメージが強化された。 バルログ 全ての面で下方修正が施されることになった。『ダッシュ』で猛威を奮った投げ技の威力が激減、攻撃力も極端に低下、ローリングクリスタルフラッシュの溜め時間の増大、スライディングの移動距離の減少、立ち・しゃがみパンチのリーチが短くなる等、機動力も下がった結果、最下位を争うまでに転落してしまった。 暴発を防ぐためか、バックスラッシュのコマンドが、レバー後方2回連続入力からパンチボタン3つ同時押しに変更されている。 サガット グランドタイガーショットの硬直が長くなり、ゲームスピードの高速化で「飛ばせて落とす」戦法における引きつけがし辛くなった。しかしそれでもまだまだ強く、対戦では上位に位置する。リバーサルアッパーカットのガー不も健在。 ベガ 『ダッシュ』の反動で過剰なまでの弱体化を喰らう羽目になった。顕著な違いはダブルニープレスと通常技で攻撃判定・繋がり易さ共に弱体化、「サイコ投げ」も不可能になるなど『ダッシュ』でのほとんどの戦法や連続技が使えなくなり(一応「サイコテイル」は可能)、最弱クラスに沈んでしまった。 評価点(TURBO) 対戦バランスの整備 キャラクターの調整はしっかり成されており、キャラ間の標準偏差は後の『スパIIX』と並んでシリーズで最も小さい部類である。 特に、リュウ、ケンを筆頭に初代やダッシュで下位に低迷していたキャラクターがランクを上げる事により、「下剋上」の様相を呈した。 『ダッシュ』で問題となった各種ハメ技も使用不能になった。 その分、プレイヤーの実力がより反映されるようになり、三作目にしてようやく有意義な対戦ができるようになった。 問題点(TURBO) 焼き直し 基本的なシステムで見ても、ビジュアル的に見ても前作『ダッシュ』から何も変わっておらず、乱暴に言えば既存作をスピードアップさせた焼き直しに過ぎない本作を、あたかも新作のように発売したことに対し、「メーカーの安直に儲ける姿勢だ」と批判が巻き起こった。 当時の『ゲーメスト』でも『ターボ』を名指しにして「カプコン内のコピー製品」という投稿が紹介された。他にも同種の意見や投稿は少なくない。 ただ、本作は「大量に出回っていた『ダッシュ』のコピー・改造基板」を駆逐するという目的で急遽作られたバージョンであるため、仕方ない所ではある。『ターボ』開発前にすでにカプコン内では次回作である『スーパー』の開発が始まっていたため、『ターボ』に資金も手間もかけるわけにはいかなかったのである。 賛否両論点(TURBO) CPU戦の難易度の上昇 今作のCPU戦は新技の実装やアルゴリズムの強化によって前作以上に難易度が上昇した。初代CPS時代の作品の中でも最高と呼んでも過言ではない。 ハイスピードダブルラリアットでしゃがみ攻撃を避けるザンギエフや、ヨガテレポートでステージを飛び回るダルシムなどはともかく、今作のCPU戦で一番の脅威となるのはエドモンド本田とされている。 彼は前作までは比較的弱い相手だったが、今作ではスーパー百貫落としで飛び道具をかわしまくる、つかみ技で体力を大幅に奪ってくるといった行動を取るため、今作最強クラスのCPUと化してしまった。CPU戦のクリアを目指すのなら、最序盤に本田戦を引かないと非常にきつい展開になる。ストリートファイターシリーズでは最初に誰と戦うか決められないだけさらに辛みが増している。 総評(TURBO) ゲームスピードの高速化に加え、『ダッシュ』からゲームバランスが大きく向上している。 それなりにヒットはしたものの、焼き直し感の強さから前作ほどの評価は得られなかった。 余談(TURBO) 上述の通り『ターボ』開発当時は『スーパー』の開発が始まっていたため、一部『スーパー』のフィーチャーや数値が混ざっているとのこと。 伝説の誤植 ゲーム雑誌『ゲーメスト』の紹介記事において「ザンギュラはキックボタン3つ同時押しで足に判定のない、速めの回転のスーパーウリアッ上が出せる。」という伝説的な誤植が存在する。 本来は「ザンギエフは(中略)スーパーラリアットが出せる。」と表記されるはずだった。なお、これはロケテスト版におけるキックボタン同時押しの技名であり(*21)、製品版では技名が「ハイスピードダブルラリアット」に変更されている。 あまりにも強烈過ぎたのか、この誤植自体が直後の記事でネタにされるほど。 当時の『ゲーメスト』はこの他にも数多く伝説級の迷誤植を残しているが、その主な原因として「当時の雑誌原稿はまだ手書きが主流だったにも拘らず、編集スタッフが悪筆揃いであった」事と「締切直前の入稿が多く、誤植を直す時間が取れなかった」事が挙げられている。他にも「インド人を右に」「確かみてみろ!」等、面白い誤植が非常に多い。 CAPCOM FIGHTING Jamのザンギエフのブリスされた姿が「ザンギュラちゃん」と名付けられた。元ネタは言わずもがな。 MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTERではメカザンギエフに「シベリアンブリザード」という技があるが、ダブルラリアットで真上に上昇してから投げ技をかけるというものであり、ある意味これが本当の「ウリアッ上」である。そこまで意図していたかは不明。 後に月刊ビッグガンガン連載のゲームを題材とした漫画『ハイスコアガール』でもネタにされており、2016年放送の子供向けアニメ『ヘボット!』でもパロディネタが披露されていた。前者はともかく後者は完全に子供置いてけぼり 家庭用への移植 ストリートファイターII ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 PCエンジンX68000 メディア 【PCE】20MbitHuカード【X68k】5"2HDフロッピー 販売元 【PCE】NECホームエレクトロニクス【X68k】カプコン 開発元 【PCE】カプコン 発売日 【PCE】1993年6月12日 定価 【PCE】9,800円 レーティング 【VC】(PCE)CERO B(12歳以上対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】(PCE)2009年11月10日/600Wiiポイント(税5%込)※2019年1月31日配信終了 判定 なし PCE版 PCE(Huカード)で純粋に『ストリートファイターII 』の単体移植が発売。SFC版の『ストII』をベースにしており、 移植度自体は非常に高い。 CD媒体ではなく、SFC版の16MBを上回る20MBの大容量ROMカード採用で読み込み時間も無く、ゲーム内容だけ見れば全体として8ビット機とは思えないほどのかなりの良移植の部類。 ボイスはWiiのバーチャルコンソール版ではMD版のようにしゃがれた声となってしまっているが、実機やエミュレーター上では目立ってしゃがれた声にはなっていない。Huカード媒体のソフトのためBGMはPCE本体の波形メモリ音源を使っており、PCMによるサンプリング音源のSFC版やFM音源のMD版と比べ、8bit感漂う音色となっている。 音程はしっかりACと同じであり、原作再現の力は16bitの他機種にも負けていない。 SFC版ターボ・MD版は仕様の都合上、KOするとYOUWIN(LOSE)のボイスとBGMが重なるのを避けるために、BGMをAC版より早く止めてしまう。それはAC版に慣れたプレイヤーに違和感を感じさせるものであり例えるならプロレスで劇的な3カウント勝利なのに観客が全員静かにしてるような感じと言えば伝わるだろうか。PCE版はAC同様のタイミングで調整されている。 本体の性能の関係で背景の多重スクロールが省略されている(そのため、ダルシムステージではスクロールすると背景手前側にいる象は床の上を滑っているような不自然な見た目になってしまっている)が、PCEのハード特性上比較的色鮮やかなグラフィックとなっている。 体力ゲージは小さくされたSFC版MD版と違い、AC版に近い太くて大きい見た目に再現されている。 PCE付属のコントローラーにはボタンが4つ(SELECT、RUN、I、II)しかない。弱・中・強攻撃はそれぞれRUN、I、IIボタンに割り当てられており、パンチとキックをSELECTボタンで切り替えなければならなかった。まともにプレイするためには「アベニューパッド6」や「アーケードパッド6」といった別売の6ボタンコントローラーを使用する必要があった。 6ボタンのコントローラが開発、発売されたきっかけは本作による。 だが、当時のアーケードでは既に半年前からダッシュターボが稼働していた上に、それを移植した後述のSFC版が本作の翌月に発売されてしまったため、ターボモードが遊べず今更感の漂う本作は過剰出荷も相まってワゴンゲーと化してしまった。 そしてPCE系ハードで『スーパー』が移植されることもなく、本作が唯一のPCEで遊べる『ストII』となってしまった。 ただし後述のSFC版やMD版のダッシュモードがターボ準拠でダッシュ風にしているだけなのに対し、こちらはダッシュをそのまま移植しているため、「ダッシュそのものの移植」として比較するならばPCE版の方が再現度が高い。 とはいえ「ドラム缶壊し」のボーナスステージは容量の都合上カットされてボーナスステージは2つだけなので、そういう点では代替ステージの「レンガ壊し」があるSFC版とMD版には及ばないのも事実である。 ゲームオーバー画面やエンドロールでは、SELECT+RUNのPCE標準リセットを用い手元で即終了してニューゲームを始められるため快適。 本シリーズの源流である『ストリートファイター』唯一の移植作『ファイティングストリート』がPCエンジンでは初となるCD-ROMソフトとして発売され、その末裔がHuカードで発売されるという面白い現象が起こっている。 CD-ROMで移植すればより豊かな表現は可能であっただろうが、ロード時間が発生しないためテンポ良く遊べる利点があり、低年齢層向けとしてはむしろこちらの方が好都合であったともいえる。 Huカードでの供給という事もあり、携帯機であるPCエンジンGTでも一応のプレイが可能という利点も存在する。 X68k版 1993年に発売。移植度は高い。他機種版で当時カットされていた、白人が黒人を殴りつけるAC版のタイトルデモもきっちりある。 画面解像度の変更が可能で、24kHz表示が最もAC版の見た目に近かったが水平方向の表示範囲が狭く(*22)、また廉価版ディスプレイでは表示出来ないモードだった。最も解像度の高い31kHz表示だと当時の他の家庭用移植と同様の、横に潰れたような見た目になる。 15kHz、31kHz共に384×256、512×256ドットのモードを選択でき、31kHzの512×256ドットモードがもっともアーケードに画面比に近くなる。 フロッピーディスク媒体のため、データ読み込み時間は長くアクセス回数も多い。エンドロールもAC版に近い再現をしているのだが、この所為で対戦場面が変わる毎に長い読み込みが入る。そのためHDDインストールが強く推奨されている(*23) X68kのジョイスティックポートはアタリ仕様コネクタで、コントローラーは2ボタンが標準だったため、SFC・MD用のCPSファイター(カプコン純正6ボタンジョイスティック)を使用するための変換アダプタが付属。 ただしSFC用の方はCPSファイター付属の専用コネクタでの接続のため、任天堂純正コントローラーなど他のSFC用ジョイパッドは繋げられない。 その反面、MD用のコネクタはそのまま(*24)だったため、MD2付属の標準6ボタンパッドやサードパーティ製のMD用コントローラーが接続可能で、このアダプタ以外に移植版チェルノブ同梱の変換アダプタ(*25)での代用も出来た。 BGMはMIDI音源(*26)にも対応。またMPU(*27)判別でX68030以降の機種では複数PCM音の同時再生に対応したサウンドドライバが組み込まれ(*28)、BGMのドラム音にキャラの声が重なってもかぶることがなく、AC版に近似した状態で再生される。 CPSチェンジャー版 1995年に発売。CPSチェンジャーとはカプコンがアーケード基板「CPシステム(CPS-1)」を一般家庭向けゲームとしてアレンジした独自の家庭用ハードであり、専用カートリッジを入れ替えてTVでプレイできる、言わばネオジオのカプコン版。通信販売限定で発売されたレアな製品である。 当然CPシステムをほぼそのまま移植しているため、移植度は完璧。ただし高額かつ通信販売のみのためかなり希少となっていた。後に『TURBO』も同ハードで発売された。 なお、同ハードは当初24タイトル発売予定とされていたが、最終的に全11タイトルのみで早々に販売終了してしまい、格闘ゲームに至ってはこの『II 』と『TURBO』、そしてCPS-2からのダウングレード移植である『ストリートファイターZERO』の3本のみである。 マスターシステム版 1997年に発売。ブラジルのゲーム会社TecToyからの正規ライセンス移植(*29)。当然国内未発売。 かなりのロースペック機での移植という事もあり、キャラクターはリュウ、ケン、春麗、ガイル、ブランカ、バイソン、サガット、ベガの8名のみの登場。背景も船が無かったり城が無かったりとオブジェクトがかなり削られている。 グラフィックは『スーパーストリートファイターII』準拠となっている。 ストリートファイターII TURBO ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 スーパーファミコン メディア 20MbitROMカートリッジ 販売・開発元 カプコン 発売日 1993年7月11日 定価 9,980円 レーティング 【VC】CERO B(12歳以上対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年8月10日/800Wiiポイント(税5%込)※2019年1月31日配信終了【WiiU】2014年6月25日/823円(税8%込)【New3DS】2016年7月20日/823円(税8%込) 書換 ニンテンドウパワー1997年9月30日/1,000円/F×5・B×0 判定 良作 SFC版は『ストリートファイターII TURBO(’ダッシュはつかない)』が発売。商品名こそ『ターボ』であるが、中身は『ダッシュ』と『ターボ』をセットでカップリング移植したものであり、『ダッシュ』仕様のモード(ノーマルモード)と『ターボ』仕様のターボモードのどちらも遊べる。 ノーマルモードは、キャラクターカラーや使える必殺技が『ダッシュ』仕様のものになっており、一部の必殺技の出し方も『ターボ』とは異なっている。 ターボモードでは、ターボ速度(ゲームスピード)を変えることが可能だが、ある場面で隠しコマンドを入力すると通常設定で最高☆4個(デフォルト設定は3個)から最高☆10個まで変えられるという要素がある。☆10個は普通にゲームを遊ぶのは困難なほど速く、さらに連打系の必殺技が出しにくくなる。ちなみに同じ隠しコマンドを違う場面で入力すると、プレイヤー側のみ一切必殺技を使えなくなる制限プレイも可能。 SFCの前作と比べると、SEはAC版に忠実になったものの、BGMを含めた音質はやや堅いものとなった。また、ゲームスタート時にごくわずかにロードが発生するようになった。 AC版で、攻撃力が異常に低くなっていたバイソンの近距離立ち強パンチが修正されている。また、AC版のブランカステージの空は若干赤みがかっていたが、本作では初代と同じ色になっている(これらは後述のMD版『 PLUS』も同様)。 CPUの挙動は基本的にAC版と同様だが、一部CPUの挙動が修正されている。 挙動が修正されたキャラはバルログとサガット。この2名は1ラウンド開始時に特定の行動を必ず行うため、AC版では1ラウンド目に確実にパーフェクトを取れるパターンを組む事が出来たが、SFC版ではそれが出来なくなった。 ザンギエフの3ボタン同時押し技は前作同様に2ボタン同時押しでも出せるが、他の同時押し技(ヨガテレポートとバックスラッシュ(*30))は2ボタンでは出せない。不評だったためか、SFC版『スーパー』では全ての同時押し技が2ボタンで出せるようになった。 前作のボーナスステージでは、AC版のタル破壊とドラム缶破壊の2種類がカットされ、レンガ崩しと車破壊の2種類に変更されていたが、続編である本作でタル破壊が実装された。更にボーナスステージの順番も、車破壊→レンガ崩し→タル破壊となり、AC版に近い順番に変更された。 前作における各キャラクターのエンディングは、内容こそAC版と同様だったが、SFCへの移植に伴いグラフィックが変更されていた。だが、今作のエンディングは、グラフィックもAC版のものが再現されている。このため、任天堂ハードとしては初めて、AC版に忠実なエンディングを見られるようになった。 SFC版の『ダッシュ』は発売されていないため、露骨な焼き直しという批判もほとんどなく、純粋なバージョンアップと好意的に受け止められた。 初代同様SFCという当時の流行トップクラスのハードであったことで小中学生を中心に絶大な人気を集め、両国国技館で2回目の大会が開催。初代のチャンピオンがシード出場の1回戦で呆気なく敗退する波乱の幕開けとなり、最終的にはサガット使いがリュウ使いを完璧に抑えて優勝した。 スーパーファミコンのシリーズ作品としては、他作品が下位互換なこともあってか、ニンテンドウパワー(*31)のローンチタイトルとして再発売されたのは本作のみである。 2022年『ストリートファイター』シリーズ35周年を記念して、『 PLUS』とカップリングされた2枚組サウンドトラックが発売された。印象的なポーズ時のジングルも初めてサントラ化されている。 ストリートファイターII PLUS ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 メガドライブ メディア 24MbitROMカートリッジ 発売・開発元 カプコン 発売日 1993年9月28日 定価 9,800円 レーティング 【VC】CERO B(12歳以上対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年7月29日/600Wiiポイント(税5%込)※2019年1月31日配信終了 判定 良作 こちらもSFC版同様に『ダッシュ』と『ターボ』をセット移植したものだが、パッケージイラストは『ダッシュプラス』というタイトルに合わせてアーケード版『ダッシュ』のものを使っている。ゲーム中も「ターボ」という単語は一切使わず、『ダッシュ』仕様のモードは「ダッシュモード」、『ターボ』仕様のモードは「エキサイトモード」となっている。 つまり実質的にはSFC版と同等であるのだが、タイトルや各種モードの名称を変える事で、あくまで「SFC版とMD版は別タイトルの作品」という扱いになっている。 このようなややこしい事になったのは、『ターボ』という商品名が、先行リリースされたSFC版独占になり、使用できなくなってしまったためらしい。当時の雑誌記事でも『ターボ』の移植という事は伏せられ、あくまで「エキサイトモードという新モードが追加された」という体裁での紹介になっていた。業界の力関係が垣間見えるというモノだろうか。 SFC版では隠し要素だった☆の数が、MD版のエキサイトモードでは最初から☆10個まで選択できるほか、隠しコマンドでダッシュモードでも速度変更が可能になる。 オリジナルモードとして複数のキャラでチームを作って対戦する「グループバトル」が追加されている。 最大6vs6で対戦可能で、選択した順に対戦していく「マッチプレイ」と勝ち抜き制で相手側のキャラを全滅させた方が勝ちとなる一言で言えば『KOF』のような「エキシビション」が用意されている。なお、エキシビションのみチーム人数を個別に設定可能なので、ハンデをつけることが可能。 1Pと2Pが交互にキャラを選択し、同キャラ対戦が不可能なため早い者勝ちになっており事前に使うキャラを打ち合わせておくのが推奨される。 難点としては文字のフォントが粗い事と、ボイスがしゃがれて聞こえる等音源が悪い事か。また、一度に使用可能な色数制限の関係からかヒット・ガードエフェクトの色が他機種版と異なっている。 完成までに何度か試作版も作られていたらしく、当初はスコア表示部に黒帯がついていたりしたが、ロム容量を増やす事で対処するなどしていた。 カプコンの外注(一説によると水口エンジニアリング)にて「Street Fighter II Turbo」名義での開発も進められており、データが流出したのか動画等でその内容が確認できる。 開発途中段階の流出品のためか、タイトルロゴが「STII Turbo」と略されていたり、グラフィックがややチープといった問題はあるものの、BGMの音程がACそのままであったり、当時のコンシューマ移植では数少ないピンチ時のBGMが収録されている、ゲームそのものも普通に遊べるなど、むしろ製品版よりも評価できる部分が多かった。ややドラムの強調が目立ったが。 1993年1月にメガドライブ用6ボタンコントローラー『ファイティングパッド6B』が発売し、本作が対応第一弾ソフトとなった。おそらく本作を想定して販売したコントローラーだと思われる。仮に従来の3ボタン式パッドで今作を含めたスト2を遊ぶと「3ボタンがパンチかキックのどちらかになり、STARTボタンを押すと順番に切り替わる」というかなり無理のある入力を強いられる。 2005年4月2日には、『大魔界村』とともにTV接続型ミニゲーム機『メガドライブ プレイTV3』の内蔵ソフトとして収録された。 2019年9月19日発売の『メガドライブミニ』にも収録されている。 このメガドライブミニ、日本版は6ボタンパッドを再現したものを同梱しているが、欧米版は本作が入っているのに3ボタンパッドの同等品となっており当時の外国人ファンを落胆させた。(*32) 2023年4月19日には『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』収録ソフトの一つとして配信開始。 2022年『ストリートファイター』シリーズ35周年を記念して、『TURBO』とカップリングされた2枚組サウンドトラックが発売された。 その他 1998年12月3日にPS・SSでは『II』『ダッシュ』『ターボ』をまとめて収録した『カプコンジェネレーション・第5集~格闘家たち~』が発売されている。 移植度はほぼ完璧で、こちらはある条件を満たすと『ハイパーストリートファイターII』に先駆けて『II』『ダッシュ』『ターボ』の使用キャラクターで対戦が可能となる「SUPER VS. MODE」が搭載されている他、設定資料集やアレンジBGMなども収録されておりファンアイテムとしての価値が高い。 収録されているアレンジBGMは、「毎作新規のアレンジBGMを収録」というシリーズの慣例から外れてFM TOWNS版『スーパー』及び3DO版『X』と過去のCPS2作品の移植版の物から流用という形になったが、これにより偶発的にではあるが『CPS2基準のBGMでCPシステム作品を遊べる』という、後のPS2版『ハイパー』とは真逆の現象が起こる事になった。 ちなみにアレンジBGMのうち、各種エンディング及びスタッフロールの物は未収録だが、その理由は「流用元の作品は内容が内容なので『ダッシュ』『ターボ』の四天王エンディングが未収録だった為」「スタッフロールの曲調が異なっていた」という可能性があるのだが、それならシリーズの慣例に従って新規で四天王EDをアレンジするべきだった筈である。 また、設定資料集の中には収録タイトル3作の物に加えてCPS2作品の物も含まれているので、アレンジBGMの存在も相まって、CPS2作品の方に興味のあるプレイヤーに対しても注目すべき移植と言えなくもない。 なお、カプジェネ版は後にPS2/PSP『カプコン クラシックス コレクション』にも再録されている。カプジェネ側の隠し要素が全て解禁済みの状態+他タイトルとのカップリングという事実上のアッパー移植となっている。 2018年にSwitch/PS4/One/Winで配信された『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』に歴代シリーズと共に収録。『ターボ』はオンライン対戦にも対応。 2021年にSwitch/PS4/One/Winで配信された『カプコンアーケードスタジアムに『ターボ』が収録。こちらは『II』『スパIIX』も収録されている。 2003年にPS2・2004年にACで『ハイパーストリートファイターII』が発売されている。 こちらは『スーパーストリートファイターIIX』をベースに過去の『II』シリーズの性能をまとめたもので、『II』『ダッシュ』『ターボ』の性能の使用キャラクターでも対戦が可能。
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ストリートファイターII part73-166-168 166 ストリートファイターII sage ▼ 2021/09/03(金) 19 10 58.38 ID 90fwHIKN0 [1回目] ストリートファイターII アーケードでは1991年、SFCでは1992年発売の格闘ゲーム。アーケードとSFCではエンディングがちょっと違う。 スイッチ発売のストリートファイターコレクションのアーケードでプレイ。ひらがなは漢字にしました。 ●リュウ 日本 格闘家 さあ、表彰式だ。 なにいっ、リュウがいない! いったい、どこへ……。 真の格闘家を目指す為、彼は、新たなる戦いを求めて行った…。 ●ケン アメリカ リュウのライバル け~ん! おおイライザ、なぜこんなところに!? あなたを追って来たのよ! イライザ…。 (タキシードとウェディングドレス、結婚式のテーマが流れる。) ●エドモンド本田 日本 力士 どすこ~い どすこ~い。ホンダの猛稽古は、世界一になっても変わらない。 ちゃんこじゃ~。みんな、ちゃんこをくいまくれ。 そしてもっともっと、強くなるんじゃ~。 弟子たちに囲まれ、幸せな本田であった。 ●春麗 中国 女性刑事 (お墓に花を供えて。) お父さん、これで悪の組織は壊滅しましたわ。安らかに眠ってください。 (頭のお団子を外して髪を伸ばす。) もうくよくよしていられないわ。今日から普通の女の子にな~ろうっと! ●ブランカ ブラジル 発電できる怪人 (勝利のポーズをするブランカの下に、女性が駆け寄る。) あ、あなた、もしかして私の子供……!? えっ、あなたは誰ですか? 人違いかしら……? そ、そのブレスレットは!! ジミーの誕生日にあげた…。 おかあさん! ジミー! おかあさん! ジミー! おかあさん! (泣きながら二人が抱き合う。) 167 ストリートファイターII sage ▼ 2021/09/03(金) 19 12 12.27 ID 90fwHIKN0 [2回目] ●ザンギエフ ロシア レスラー (ロシアの大統領がヘリに乗って駆け付ける。) 同志ザンギエフくん。君は、レスリングによる国際交流によく勤めてくれた。 これで私のペレストロイカも、より多くの人々に理解された事だろう。 それでは、いつもの奴をしようではないか! (ザンギエフ、大統領、ボディガード達が揃ってコサックダンス。) 大統領、なかなかやりますな。 はっはっはっ、健康にはこれが一番! さあ~、皆さんご一緒に!! ●ガイル アメリカ 軍人 (ベガの胸ぐらを掴み上げるガイル。) ベガ、俺を忘れたとは言わせないぜ。 …お、お前はガイルか! ふっ、強くなったな、殺しな…。 (そこにガイルの妻と娘が走り寄ってくる。) あなた~、やめて。 …ユリアか…。 あなた、彼を殺してもナッシュは生き返らないわ。 見て、この子はあなたの子よ。もう一度、私達とやり直して。 しかし、俺は君を捨てた…。 お父さん、お母さんは今でもあなたを愛しているのよ。 く……。 (切り替わり、ガイルの自宅。暖炉の前で娘と共にソファーでくつろぐガイル。) お茶が入ったわよ。あなた、どうしたの…。 ん…いや…、長い夢を見ていたようだ。 ●ダルシム インド ヨガ (象に乗って夕日の中を帰郷するダルシム。) これでようやく家に帰れるな。長い戦いだった…。 三年後。 (無ず子と一緒にご飯を食べるダルシム。壁に表彰台の写真が飾られている。) お父さん、あの写真は? あれは昔、父さんがな…。 168 ゲーム好き名無しさん sage ▼ 2021/09/03(金) 19 13 04.46 ID 90fwHIKN0 [3回目] 投下終了。 アメリカのボクサーのバイソン。スペインのかぎ爪のバルログ。 タイのムエタイ王者サガット。悪の総統ベガの四天王はストーリーでは使えない。
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今日 - 合計 - タグ 格闘ゲーム ストリートファイターIIの攻略ページ 基本情報 ストーリー 攻略情報 Tips プチ情報 関連動画 参考文献、参考サイト 感想・レビュー 基本情報 SFC ストリートファイター2 (ソフトのみ) 【中古】 スーパーファミコン スーファミ 価格 780円 (2023/2/25 12 18時点) 感想(0件) [部分編集] 機種 スーパーファミコン ゲームボーイ 開発 カプコン さんえる 販売 カプコン カプコン 発売日 1992年6月10日 1995年8月11日 価格 9,980円(税別) 4,800円(税別) ジャンル 格闘ゲーム プレイ人数 1~2人 1人 同名のアーケードゲームの移植作品。ちなみにシリーズ一作目である『ストリートファイター』は『ファイティングストリート』のタイトルでPCエンジンに移植されている。 登場キャラクターは、プレイヤーキャラクターは前作『ストリートファイター』から続いて登場のリュウ、ケンに、新登場のエドモンド本田、春麗、ブランカ、ザンギエフ、ガイル、ダルシムを加えた計8人。 敵専用キャラクターは前作からのキャラはサガットが残っているのみで、そこへM・バイソン、バルログ、ベガを加えた4人。4人ともベガが率いる犯罪組織シャドルーの幹部という設定でシャドルー四天王と呼ばれている。 ゲームボーイ版はキャラクターが削減されていてエドモンド本田、ダルシム、バルログは登場しない。また、以下のような『スーパーストリートファイターII』の要素が含まれている。 (登場しないバルログを除いた)シャドルー四天王が使用可能。 一部の技やグラフィックが『スーパーストリートファイターII』に準拠したものになっている。 ストーリー [部分編集] 帝王と謳われたサガットを倒したリュウだったが、格闘家としてのさらなる高みを目指して今も修行と放浪を続けていた。 攻略情報 [部分編集] Tips スーファミ版色替えコマンド 電源を入れてCAPCOMのロゴが出てる時に下、R、上、L、Y、B、X、A [部分編集] スーパーファミコン版は難易度を上げた時のCOMキャラの連打やレバガチャ能力に自重が無いらしく、一部のキャラが持つ掴み技(さば折り、噛み付きなど)はプレイヤーからCOMへのダメージは小さく、COMからプレイヤーへは異常なまでの大ダメージを叩き出す。 プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2023年05月29日 (月) 06時17分01秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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sage2より収録。ストリートファイター15周年記念パック。 カプコンの版権承諾(ロックマンシール)が貼られている。 格闘ゲーム作品のクロスオーバーはsage3のエキストラエクスパンションの ブレイブルーが久しぶりである。 内容は全てキャラクターカード構成。 全般的にその手の方ファン用アイテム。記念コレクション用といったところだろうか。 (sageⅡ時代のエキストラパックはこれに限らずそうであるが) EP114 孤高の求道者“リュウ” EP115 炎の昇竜“ケン”
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Street Fighter II/ストII SFC(ストリートファイターII)/SFC(ストリートファイターIIターボ)/SFC(スーパーストリートファイターII)/PCE(ストリートファイターIIダッシュ)/MD(ストリートファイターIIダッシュ)/MD(スーパーストリートファイターII)/3DO(スーパーストリートファイターII X)/SS(ストリートファイターコレクション)/SS(カプコンジェネレーション・第5集〜格闘家たち〜)/PS(ストリートファイターコレクション)/PS(カプコンジェネレーション・第5集〜格闘家たち〜)/DC(スーパーストリートファイターII X for Matching Service)/PS2(ハイパーストリートファイターII 〜アニバーサリーエディション〜)/PS2(カプコン クラシックス コレクション)/Xbox(ストリートファイターアニバーサリーコレクション)/Xbox(Capcom Classics Collection)/Xbox(Capcom Classics Collection Vol.2)/Xbox 360(Street Fighter II Hyper Fighting)/Xbox 360(Super Street Fighter II Turbo HD Remix)/PS3(Super Street Fighter II Turbo HD Remix)/VC(ストリートファイターII)/VC(ストリートファイターIIターボ)/VC(スーパーストリートファイターII)/VC(ストリートファイターIIダッシュプラス)/VC(ストリートファイターIIダッシュ)/VC(スーパーストリートファイターII)/セガ・マスターシステム(ストリートファイターIIダッシュ)/GB(ストリートファイターII)/GBA(スーパーストリートファイターII Xリバイバル)/PSP(カプコン クラシックス コレクション)/PC(ストリートファイターIIダッシュ)/PC(スーパーストリートファイターII)/PC(ストリートファイターII)/PC(スーパーストリートファイターII TURBO)/iOS ○SFC版(ストリートファイターII) モードを選択してからプレイヤー名を入力するまで プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 らふ sm22334489 12 31" 2013年11月26日 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ストリートファイターII part73-166-168 166ストリートファイターIIsage▼2021/09/03(金) 19 10 58.38ID 90fwHIKN0[1回目] ストリートファイターII アーケードでは1991年、SFCでは1992年発売の格闘ゲーム。アーケードとSFCではエンディングがちょっと違う。 スイッチ発売のストリートファイターコレクションのアーケードでプレイ。ひらがなは漢字にしました。 ●リュウ 日本 格闘家 さあ、表彰式だ。 なにいっ、リュウがいない! いったい、どこへ……。 真の格闘家を目指す為、彼は、新たなる戦いを求めて行った…。 ●ケン アメリカ リュウのライバル け~ん! おおイライザ、なぜこんなところに!? あなたを追って来たのよ! イライザ…。 (タキシードとウェディングドレス、結婚式のテーマが流れる。) ●エドモンド本田 日本 力士 どすこ~い どすこ~い。ホンダの猛稽古は、世界一になっても変わらない。 ちゃんこじゃ~。みんな、ちゃんこをくいまくれ。 そしてもっともっと、強くなるんじゃ~。 弟子たちに囲まれ、幸せな本田であった。 ●春麗 中国 女性刑事 (お墓に花を供えて。) お父さん、これで悪の組織は壊滅しましたわ。安らかに眠ってください。 (頭のお団子を外して髪を伸ばす。) もうくよくよしていられないわ。今日から普通の女の子にな~ろうっと! ●ブランカ ブラジル 発電できる怪人 (勝利のポーズをするブランカの下に、女性が駆け寄る。) あ、あなた、もしかして私の子供……!? えっ、あなたは誰ですか? 人違いかしら……? そ、そのブレスレットは!! ジミーの誕生日にあげた…。 おかあさん! ジミー! おかあさん! ジミー! おかあさん! (泣きながら二人が抱き合う。) 167ストリートファイターIIsage▼2021/09/03(金) 19 12 12.27ID 90fwHIKN0[2回目] ●ザンギエフ ロシア レスラー (ロシアの大統領がヘリに乗って駆け付ける。) 同志ザンギエフくん。君は、レスリングによる国際交流によく勤めてくれた。 これで私のペレストロイカも、より多くの人々に理解された事だろう。 それでは、いつもの奴をしようではないか! (ザンギエフ、大統領、ボディガード達が揃ってコサックダンス。) 大統領、なかなかやりますな。 はっはっはっ、健康にはこれが一番! さあ~、皆さんご一緒に!! ●ガイル アメリカ 軍人 (ベガの胸ぐらを掴み上げるガイル。) ベガ、俺を忘れたとは言わせないぜ。 …お、お前はガイルか! ふっ、強くなったな、殺しな…。 (そこにガイルの妻と娘が走り寄ってくる。) あなた~、やめて。 …ユリアか…。 あなた、彼を殺してもナッシュは生き返らないわ。 見て、この子はあなたの子よ。もう一度、私達とやり直して。 しかし、俺は君を捨てた…。 お父さん、お母さんは今でもあなたを愛しているのよ。 く……。 (切り替わり、ガイルの自宅。暖炉の前で娘と共にソファーでくつろぐガイル。) お茶が入ったわよ。あなた、どうしたの…。 ん…いや…、長い夢を見ていたようだ。 ●ダルシム インド ヨガ (象に乗って夕日の中を帰郷するダルシム。) これでようやく家に帰れるな。長い戦いだった…。 三年後。 (無ず子と一緒にご飯を食べるダルシム。壁に表彰台の写真が飾られている。) お父さん、あの写真は? あれは昔、父さんがな…。 168ゲーム好き名無しさんsage▼2021/09/03(金) 19 13 04.46ID 90fwHIKN0[3回目] 投下終了。 アメリカのボクサーのバイソン。スペインのかぎ爪のバルログ。 タイのムエタイ王者サガット。悪の総統ベガの四天王はストーリーでは使えない。
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公式サイト・情報 攻略サイト・コマンド集 レビューなど 公式サイト・情報 公式サイト(ウルⅡ) スーファミミニ収録ソフト(スパⅡ) wikipedia ゲームカタログ@wiki ニコニコ大百科(仮) 攻略サイト・コマンド集 ストリートファイターⅡ 攻略ブログ スーパーストリートファイターⅡ 攻略まとめ(スーファミミニ) ハイパーストリートファイターⅡ(The Anniversary Edition) 攻略wiki レビューなど 4Gamer.net